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トランプ氏 鉱物資源協議はまだ死んでいない ゼレンスキーはもっと感謝すべき

2025/03/04
更新: 2025/03/05

アメリカのトランプ大統領が3月3日の記者会見で、ロシア・ウクライナ戦争の早期終結を望む一方で、ウクライナのゼレンスキー大統領に対し、アメリカへの感謝の姿勢を強く求めた。未署名の鉱物資源協議についても言及し、その重要性を強調。

先週金曜日(2月28日)、ウクライナのゼレンスキー大統領がホワイトハウスでトランプ大統領と口論になり、両国は鉱物資源協定に署名しなかった。

月曜日の記者会見で、鉱物資源協議が死んだのかと尋ねられたトランプは、「そうは思わない」と答えた。

「我々にとって、これは素晴らしい協定だ」と彼は言った。

ウクライナ大統領が鉱物資源協議の交渉を再開するために何をすべきかと尋ねられ、トランプ大統領は、ゼレンスキー氏はアメリカに「もっと感謝すべき」だと考えていると述べた。なぜなら、アメリカは常にウクライナを支援しており、ヨーロッパよりもはるかに多くの支援をウクライナに与えているからだ。本来ならヨーロッパがアメリカよりも多くウクライナに与えるべきだ、なぜならこれはヨーロッパの戦争だからだ。

トランプはまた、先週金曜日に彼とゼレンスキー氏が署名する予定だった、アメリカが提案した希少鉱物協定の最新状況を発表すると述べた。

ウクライナ援助問題について、トランプ氏はウクライナへの軍事援助の一時停止について「まだ話していない」と述べたが、「何が起こるか見守ろう」と付け加えた。

トランプ 戦争は早急に終結すべき 毎週数千人が殺されるのを見たくない

大統領は以前、ウクライナとの鉱物資源協定はウクライナの安全保障の後ろ盾になると述べていた。なぜなら、アメリカの労働者がそこにいれば、ロシアはウクライナを攻撃しないからだ。月曜日の記者会見で、彼は再びこの協定のウクライナにとっての利点を強調した。

「我々はそこにいる」とトランプ氏は言った。「私が望むことが一つある。それは、すべての若者が殺されるのを止めることだ。毎週数千人が殺されている。先週は2700人が殺された。2700人のウクライナ人とロシア人の若い男性たちだ」

大統領はさらに、殺されているのはアメリカ人ではないが、人道的な観点から「殺戮を止めたい」と述べた。金銭は一つの側面だが、死亡については、彼らは毎週数千人の兵士を失っている。

「私はそれ(戦争)が早く終わることを望んでいる。1年また1年と続くのを見たくない」と彼は言った。

大統領はまた、いかなる平和協定もロシアとウクライナと共に達成され、ヨーロッパとアメリカの同意を得るべきだと述べた。彼は、ロシアとウクライナの人々が共に協定を望んでいると信じている。

平和協定が達成された場合、ロシアに対する制裁解除を検討するかと尋ねられ、トランプ氏は「我々は戦争問題を解決するために全ての人と協定を結ぶだろう。ヨーロッパとヨーロッパ諸国を含めて」と答えた。

「彼らのほとんどは私の友人、国家元首、各国の首脳だ……過去2日間で4人の首相と5人の大統領から電話があった。彼らはこの問題を解決したいと望んでいる」とトランプは述べた。

張婷