迷子になったペットの犬を探しています。保護してくださった方には謝礼金5万元(約100万円)差し上げます!
最近、中国広東省深セン市に住む女性の飼い犬、ワンちゃんが迷子になってしまった。そこで女性は多額の謝礼金を用意して捜索協力を呼びかけていたが、あまりに悲しい結末が彼女を待っていた。
複数の中国メディアが報じた。
脱走
なんと、見つかった時には近くの高速道路で働く職員によって、食べられていたことがわかった。
飼い主の女性は旅行のため、愛犬をペットホテルに預けた。しかし、その日ワンちゃんは、爆竹の音にびっくりしてホテルから脱走し、高速道路に入り込んだという。
高速道路の監視カメラ映像には、ワンちゃんが車にはねられるところが映っていた。しかし、飼い主いわく「はねられたがそこまで深刻なケガではなかった。すぐに治療していればきっと命は助かったはずだ」というのだ。
午前10時過ぎ、はねられた犬は高速道路の職員2人によって事故現場から会社へと運ばれ、そのまま厨房へ渡された。厨房職員3人は犬を調理し、その肉を8人で分け合ったという。
中国メディアによると、これら「事件」に関わった高速道路の職員たちは、飼い主側に対して、何度も虚偽の情報を提供するなどして、ペット探しを妨害したという。
最終的に隠しきれなくなってようやく、食べたことは認めたが「犬は発見時にはすでに死んでいた」と職員たちは主張しているのだという。
現在、この件に関しては双方がまだ交渉中で、一部の中国の弁護士は「犬を預かり、脱走されたペットホテルや高速道路の職員双方に賠償責任がある」と指摘している。
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