中国 運転席に座り、ハンドルに手をかける「ラブラドール」。

中国の街で子供がひかれ 車を運転していたのは「犬」?!

2024/09/21
更新: 2024/09/21

中国湖南省邵陽市で18日夜、子供が車にひかれる交通事故が発生した。

なんと、この時車内は無人で、乗っていたのは「ワンちゃん1匹」のみ。そして、ワンちゃんは運転席に座りハンドルに手をかけているではないか。

ということで、この事情を全く呑み込めずに、ぽか~んとしている「ラブラドール」のワンちゃんはそのまま事故を起こした「容疑者」にされ、その場で「現行犯逮捕」されてしまった。

こうして、「ワンちゃんが運転する車が人をひいた」と題した動画がSNSに投稿されて話題になった。

動画のなかには、スマホを手に持つ大勢の野次馬の市民に取り囲まれる車、その車内には運転席にで~んと座り、ハンドルに手をかける「容疑者」のワンちゃんの姿があった。

現場の市民によると、「車の運転手(人間)は買い物行くために車を降り、車内にはだけ残された」という。

負傷した子供は病院に運ばれたが、命に別状はないそうだ。

世間を震撼(?)させた「交通事故」、現地の交通警察によると、事故原因は「ハンドブレーキの引き忘れによるスリップ」だそうだ。

こうして容疑も晴れたこの不運なワンちゃん、「ご主人のせいなのに、ワンちゃんが犯人にされてしまって可哀そう」「ご主人からお詫びの肉いっぱいもわらなくっちゃね」といたわりの声がぞくぞくと寄せられているという。

 

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
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