社会問題 以前にも脱走したことがある「常習犯」

中国福建省の動物園から「大蛇」脱走中

2024/07/26
更新: 2024/07/26

 

中国福建省竜岩市にある動物保護公園で飼われていたヘビが、21日、ゲージから脱走したことがわかった。現地警察が捜索しており、目撃情報の提供を呼びかけているが、ヘビはいまも見つかっていない。

脱走したヘビは大人の腕ほどの太さの大蛇で、重さは約5キロ、長さは2~3メートルはある。老朽化したゲージのドアの隙間から脱走したものと思われる。このヘビは生まれた時から公園で飼われており、積極的に人を襲うことはなく、毒も持っていないという。

ヘビが脱走した中山公園閩西野生動物保護園は民間公園で、入口に「ヘビ脱走」を知らせる通知を掲げて臨時休園となった。

26日0時時点でも「見つかった」という更新情報がないため、ヘビはまだ見つかっていないものと思われる。

中国メディアが、動物責任者の話を引用して報じたところによると、このヘビは以前にも脱走したことがある「常習犯」とのこと。前回は「食べ物にありつけなかったのか」脱走から1週間余りで戻ってきたという。

(ヘビが脱走した公園、捜索中の様子など)

 

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!