[イスタンブール 23日 ロイター] – トルコ中央銀行は23日、主要金利を50%に据え置くと決定した。据え置きは予想通り。ディスインフレは強まるとの見方を示しながらも、インフレリスクに引き続き細心の注意を払うと改めて表明した。
中銀は3月に500ベーシスポイント(bp)の利上げを実施。その後は金利を据え置いているが、インフレ見通しの悪化が予想されれば追加利上げを実施するとしており、今回もこうしたタカ派的な姿勢を改めて表明した。
同時に、中銀の断固たる「引き締め的なスタンス」を反映し、基調的なインフレトレンドは低下していくと予想。「その結果、ディスインフレのプロセスは強化される」とした。
ロイターが先週実施したエコノミスト調査では、26人全員が今回の決定会合で金利が据え置かれ、次の四半期まで金融緩和はないと予想。政策金利は年末までに500bp引き下げられるとの予想が示された。
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