韓国、レーザー兵器配備へ 北朝鮮のドローン標的

2024/07/11
更新: 2024/07/11

[ソウル 11日 ロイター] – 韓国は今年、北朝鮮ドローン(無人機)を撃墜するためレーザー兵器を配備する。防衛事業庁(DAPA)が11日に発表した。

韓国はこの計画を「スターウォーズ・プロジェクト」と呼んでいる。

DAPAによると、韓国軍がハンファ・エアロスペースと開発したドローン撃墜レーザー兵器は効果的で1発当たり2000ウォン(1.45ドル)と安価であり、静かで目に見えないという。

DAPAは「わが国は世界で初めてレーザー兵器を配備・運用する国になろうとしている。北朝鮮のドローンによる挑発に対する韓国軍の対応能力はさらに強化される」と指摘。これらの兵器は将来の戦場で形勢を一変させるゲームチェンジャーだとした。

北朝鮮の無人機5機が2022年12月に韓国領内に侵入した。17年以来の侵入で、韓国は戦闘機と攻撃ヘリコプターを緊急発進(スクランブル)させ、撃墜しようとした。

Reuters
関連特集: 朝鮮半島