今月19日の中国湖南省の常寧市で、重傷を負った息子の高額な治療費を負担できなくなった父親が絶望し、河へ飛び込んだ。
中国メディア「極目新聞」によると、父親の遺体は今も見つかっていない。
自殺を図った男性の中学生の息子は学校の自習授業中にクラスメイトによってナイフで腹や胸など十数回刺されて重傷を負い治療中だという。
その1か月後、父親は死を選んだ。
この悲痛な事件は21日、中国SNSのトレンド入りし、物議を醸した。
「なぜ被害者家族が治療費を支払わないといけないのか? 加害者はどうした?」といった非難が殺到すると共に、「死んでようやく注目された、悲し過ぎる」「理不尽過ぎる結末だ」との嘆きの声が広がっている。
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