「中国食品=危険」はもはや常識になりつつあるなかで、またしても中国食品の危険性が浮き彫りになる「事件」が起きた。
このほど、中国江蘇省南京市に住む趙さん(女性)はスーパーマーケットで購入した「スペアリブ」を食べたところ、肉の中に入っていた「折れた注射針」が口に刺さり負傷したことがわかった。
女性が問題の肉を購入したのは、中国500以上の都市で約1千店舗を展開する同国スーパーマーケット大手の「永輝超市」だった。
関連記事は27日、中国SNSのトレンド入りし、食の安全性に関する話題が再度持ち上がった。
「自分の口に刺さったその針がウイルスに感染したものだったらどうしよう」そう心配になった趙さんはスーパーマーケット側に「責任をとるよう」求めるも「断られた」と中国メディアに明かしている。
スーパー側は賠償金の支払いや(商品の)検疫証明書の提供に関しては同意しているという。
いっぽう、ネット上では「なぜ肉の中に針があるのか」の話題をめぐって盛んに議論が交わされている。
なかでも、「絶対『注水肉(水増し肉)』だ、肉に水を注入する時に針先が折れたのだろう」「豚が生前ワクチン接種された時に暴れて折れたものかもしれない」といった推測が圧倒的だった。
なお「注水肉(水増し肉)」とは中国人であれば誰もが知る「食肉偽装」のなかでも、最も基本中の基本。ようするに、より儲かるために、肉の中に注射針を使って水を打ち込んで人口的に肉の水分量を増やす「汚い」やり方だ。
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