[ソウル 27日 ロイター] – 韓国の申源湜・国防相は国内メディアに対し、北朝鮮がロシアのウクライナ侵攻を支援するため、昨年7月以降、コンテナ約6700個の武器・弾薬をロシアに提供したと述べた。
聯合ニュースによると、同相はコンテナには300万発以上の152ミリ砲弾か50万発の122ミリ弾が積載されていた可能性があり「この2つが混在していたことも考えられ、少なくとも数百万発の砲弾が提供された」と発言。
北朝鮮の軍需工場は、原材料と電力の不足で稼働率が30%前後になっているが、ロシア向けの砲弾を生産している工場は「フル稼働」状態という。情報源は明かさなかった。
北朝鮮は見返りとして食料などが積載されたコンテナ約9000個を受け取った。北朝鮮の物価安定に寄与しているという。
同相は北朝鮮が早ければ来月にも衛星を再び打ち上げる可能性があるとも発言。ロシアが技術支援を続けており、北朝鮮は航空機や地上移動装置などの技術支援も求めているという。
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