現地時間2月10日午前11時30分、サモア独立国を訪問中の上川陽子外務大臣は、同国国家元首を表敬訪問した。
冒頭、上川大臣は、サモア側の歓迎と表敬に感謝して、日本とサモアは太平洋で結ばれた大切な友人であり、サモアを訪問でき嬉しく思うと述べた。これに対し、トゥイマレアリイファノ国家元首から、両国の緊密な関係に触れつつ、訪問を大いに歓迎した。
上川大臣は、法の分野で長年の経験を有するトゥイマレアリイファノ国家元首に対し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化し、人間の尊厳が守られる安全・安心な世界を目指す外交政策について説明した。両者は、法の支配の重要性で一致した。トゥイマレアリイファノ国家元首は、第10回太平洋・島サミット(PALM10)及びPALM中間閣僚会合への期待を表した。
また、上川大臣は、能登半島地震へのトゥイマレアリイファノ国家元首からのお見舞いに対し、謝意を表した。その上、被災地の復興を願い、金沢箔の小箱を贈呈した。トゥイマレアリイファノ国家元首は、特に犠牲となられた御家族、被害を受けられた日本国民の皆様に心からのお悔やみとお見舞いを申し上げる、速やかな復旧を祈念すると発言した。
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