日本外相・要人、頼清徳次期総統に祝賀メッセージ 「民主主義を守る闘いに勝利」

2024/01/13
更新: 2024/01/13

13日に行われた2024年台湾総統選では、民進党の頼清徳氏が550万票以上を獲得し、勝利を納めた。民進党政権が3期目に突入するのは初となる。日本の外相や政治家は次期総統に就任する頼清徳氏に祝賀メッセージを送った。

上川陽子外相は同日に談話を発表。頼清徳氏への祝意を表明するとともに「台湾は我が国にとって基本的価値を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有する極めて重要なパートナーであり、大切な友人」と述べた。中国共産党による軍事的圧力等の課題を念頭に、「台湾をめぐる問題については、対話により平和的に解決されること、また、地域の平和と安定に寄与することを期待する」とした。

自民党の片山さつき参院議員は「保守派にとって嬉しい速報」であると表明した。小野寺五典衆院議員は、新総統への祝意と共に、今後の総裁就任までの人事や外交構築などに期待を寄せた。予想される中国共産党による嫌がらせについて「気がかり」だと言及した。

立憲民主党の泉健太代表は、頼清徳候補の当選に祝意を表し、日台関係の発展に貢献する意向を示した。日本維新の会の馬場伸幸代表は、強固な日台関係がインド太平洋地域の平和や安定に寄与すると述べた。

国民民主党の玉木雄一郎代表は、激戦を制した頼清徳候補に祝意を表し、日台関係の更なる発展と地域の平和と安定に対する積極的な役割を期待するとコメントした。

台湾との関係が深い自民党の中山泰秀前衆院議員は、頼清徳氏が台湾の民主主義だけでなく、世界の民主主義を守るための闘いに勝利したことを心から祝福すると表明。日本と台湾が共有する民主主義、人権、法の支配などの価値観に基づき、インド太平洋地域の平和と安定を強固にするために尽力する必要があると述べた。

大紀元日本 STAFF