[25日 ロイター] – 米軍は25日、イラクで親イラン武装組織「神の党旅団(カタイブ・ヒズボラ)」などの施設を空爆した。同組織がイラク北部アルビルの駐留米軍基地にこの日行ったドローン攻撃で兵士3人が負傷したことに対する報復措置。当局者が明らかにした。
米軍によると、空爆は0145GMT(日本時間午前10時45分)に実施し、カタイブ・ヒズボラの複数の戦闘員を殺害し、複数の施設を破壊したもよう。
米中央軍のマイケル・クリラ司令官は空爆について声明で「イラクとシリアにおける連合軍への攻撃に直接関与している勢力の責任を追及し、攻撃継続の能力を低下させる目的がある。われわれは米軍部隊を常に守る」と表明した。
米国家安全保障会議(NSC)のエイドリアン・ワトソン報道官は、バイデン大統領が危険な場所に駐留する米軍兵士の保護を最優先していると述べ、駐留米軍への攻撃が続けば「米国は自ら選んだ時間と方法で行動する」と警告した。
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