[ソウル 21日 ロイター] – 韓国の尹錫悦大統領は21日の閣議で、北朝鮮の脅威が高まれば米日との3カ国協力は強まるとの認識を示した。
尹氏はテレビ中継された閣議で「北朝鮮の挑発と脅威が増すにつれ、韓国、米国、日本の三国間の協力関係はより強固なものになるだろう」と述べ、三国間関係を「新たな時代の幕開け」と呼んだ。
また、韓米日のパートナーシップは、米英豪による安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」や米日豪印4カ国による連携の枠組み「クアッド」とともに、地域の平和を促進する強力な枠組みに発展するとも発言。韓米日の協力は他国を排除するものではなく、地域と世界の自由、平和、繁栄に貢献すると述べた。
日米韓首脳は18日、米ワシントン近郊メリーランド州の山荘「キャンプデービッド」で会談を行い、共同声明で中国の南シナ海における「危険で攻撃的な行動」をこれまでで最も強く非難した。また、防衛、経済関係の深化でも合意した。
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