[ワシントン 25日 ロイター] – 国際通貨基金(IMF)のチーフエコノミスト、ピエール・オリヴィエ・グランシャ氏は25日、ロシアによる黒海経由の穀物輸出合意(黒海イニシアティブ)履行停止によって、世界の穀物価格が10━15%上昇する可能性があるというには「妥当な試算」という認識を示した。
同時に「状況がどのように展開するかなお精査している」とも述べた。
IMFは先週、ロシアの黒海穀物合意停止で、世界の食料安全保障の見通しが悪化し、特に低所得国にとっては食料インフレを助長するリスクがあるという見方を示していた。
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