[広島市 20日 ロイター] – 日本政府は20日、ウクライナのゼレンスキー大統領が訪日し、21日午前に行う主要7カ国首脳会議(G7サミット)のセッションに対面形式で参加すると発表した。
ゼレンスキー大統領はG7と招待国首脳による平和と安定に関するセッションにもゲストとして参加する。岸田文雄首相とゼレンスキー大統領の2国間会談も実施する予定。
広島サミットへの参加を巡っては、岸田首相が3月にウクライナを訪問した際、ゼレンスキー大統領のオンライン出席で合意。岸田首相は19日夜の時点で記者団に対し、同氏がオンライン参加する予定に変わりはないとしていた。
外務省の担当者によると、ゼレンスキー大統領が対面参加に強い希望を示し、20日朝までに調整が完了したため対面形式での参加が確定したという。
G7首脳は19日のセッションでウクライナ情勢を議論。対ロシア制裁の強化と揺るぎないウクライナ支援を表明する首脳声明を出した。
(杉山健太郎)
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