[東京 10日 ロイター] – 松野博一官房長官は10日午前の記者会見で、バイデン米大統領が今月広島で開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)を欠席する可能性に言及したことについて、米政府から「通告は一切受けていない」と明らかにした。
バイデン大統領は債務上限問題を巡り議会指導部と協議を続けており、まとまらない場合は19─21日開催の広島サミットを欠席すると示唆した。
松野官房長官は他国の内政問題についてのコメントは差し控えるとした上で、サミットについて「法の支配に基づく、自由で開かれた国際秩序を守り抜くとのG7の強い意志を世界に示したい」と述べた。
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