新型コロナワクチンとその後遺症

2022/11/03
更新: 2023/03/25

自身の悲劇的な体験を語ることができた者もいれば、できなかった者もいる。彼らにはその空白を埋める親しき者が必要だった。ワクチン接種による副作用の痛ましさを、世界中から集められた証言が物語っている。無防備な犠牲者達がいた。彼らは苦しんだ。亡くなった者もいた。共有された全ての証言が現実として認められるべきだ。

動画「mRNAワクチンジェノサイド2021-2022:犠牲者と医療従事者からの証言」

注意:このビデオは生々しい映像を含みます。

概要

  • 動画「mRNA「ワクチン」ジェノサイド2021-2022:犠牲者と医療従事者からの証言」は、新型コロナウイルスワクチンにより健康被害を負った世界中の人々の話を伝えている。
  1. 彼らの苦しみや痛み、そして死は、医療における不正行為、規制の腐敗、メディアによる恐怖の扇動とあからさまな嘘によって形成された社会的病態の結果であることを認めるべきだ。
  • 医学界が一貫して責任を放棄しているということは重大事項だ。医師は新型コロナウイルスワクチンによる健康被害の疑いがある場合でも、症状の原因や治療法が分からず、そのまま患者を家に帰すしかない。効果的な治療を受けられることは非常に稀だ。
  1. 高い教育を受けた権威ある多くの医師・科学者が、新型コロナウイルスワクチンの危険性を予見・予測していたが、彼らの見解は検閲された。
  • 特定期間の全死因死亡率は、惨事の真相を見抜く上で最も信頼できる指標だ。新型コロナウイルスワクチン接種の開始後、全死因死亡率は急激に上昇しており、その増加率は国が発表しているワクチン接種率と相関している。

ご自身や親しい方が新型コロナウイルスワクチンのリスクをまだ理解していない場合は、前述の映像「mRNAワクチンジェノサイド2021-2022:犠牲者と医療従事者からの証言」をご覧になっていただきたい。きっと得るものがあるだろう。

私を含め、ほぼ全ての人は、新型コロナウイルスワクチン接種による建康被害を訴える人や死亡した人々と直接接点がないだろう。そのため、こうしたの映像は、このワクチンがどれほど道徳的に非難を浴びるべきものであるかを理解するのに役立つ。何十万もの人々が死亡し、何百万もの人々が建康被害を負った。この映像を見て、周囲に共有することを推奨する。

事前に警告する必要があるが、この映像は感情に訴えるものがあり、心の準備が必要だ。しかし、現実を直視し始めなければならない。これらのワクチン接種によって引き起こされた被害者の苦しみを決して無駄にしてはならない。

大いなる虚言

2021年初頭、多くの関係者同様、カマラ・ハリス副大統領は国民に新型コロナウイルスワクチン接種を受けるよう促した。ワクチンは「安全で効果的」と主張し、周囲の人たちのためにも「接種は必要だ」と呼びかけた。

よく言えば、彼女は誤情報を発信したということだが、悪く言えば、彼女は嘘をついたということになる。実際、コロナワクチンは現代医学史上最も危険な薬であり、その危険性は多くの高い教育を受けた権威ある医師や科学者によって予見・予測されていた。しかし、彼らの声は検閲され、場合によっては、それがホワイトハウスからの指示だったこともあった。

被害者の苦しみを無駄にしてはならない

被害者の苦しみや痛み、そして死は、医療における不正行為、規制の腐敗、メディアによる恐怖の扇動とあからさまな嘘によって形成された社会的病態の結果であることを認めるべきだ。

著名人、政治家、保健機関職員、ニュースキャスター、医師、看護師、学者、その他の数多くの人々が、周囲にワクチン接種を受けるよう強要した。その結果どうなったか、従うがままに接種を受けた人々がどれほど苦しんでいるのか、理解する必要がある。

映像の中にはたくさんのエピソードが含まれているので、ここでは詳述しない。是非この動画を見て頂きたい。どのエピソードにも共通する重大事項は、医学界が一貫して責任を放棄しているということだ。

新型コロナウイルスワクチンによる健康被害が疑われる場合でも、症状がどのように引き起こされたのか、ひいてはどう治療すればよいのか、医師は全く分かっていない。そのため、被害者を家に帰したり、他の専門医を紹介したりするのだが、その専門医の知識も乏しい。治療が成功するケースは極めて稀であり、まさに泣きっ面に蜂だ。

誰が責任を取るのか

上記の映像のなかで、ドキュメンタリー「The COVID Genocide」の制作者グレッグ・リース氏が、その制作理由を語っている。

「これらのワクチンによって、数え切れないほどの人々が健康被害を負った。インターネット上にはワクチン被害者が溢れているが、誰も責任を取らない」「この女性は、ワクチン接種により足を失った。このような被害者は数え切れないほどいる。しかし、これらの被害者に対して正義はなされない」 

政府はこれらの事実を無視している。ワクチンにより健康被害を負ったと主張する人や、愛する人を亡くし公然と悲しむ人を検閲すれば逃げ切れると信じている。そんなことは許されない。リース氏は「消火すべき山火事のような事態だ。裁きが必要だ」と述べた。

世界的な啓蒙キャンペーン

新型コロナウイルスワクチン接種の被害者をその苦境から救うべく戦っている人々もいる。その沈黙を破るべく、世界規模でオンライン啓蒙キャンペーンが行われている。

「#CanWeTalkAboutIt」の創設者たちは、新型コロナウイルスワクチン接種により健康被害を負った人々に、できる限り多くの場でその経験を共有するよう奨励している。

暗殺された故ジョン・F・ケネディ元米大統領の甥、ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏が理事長を務めるChildren’s Health Defenderの情報サイト「The Defender」によると、「このキャンペーンはそのワクチンネットワークによって健康被害を負った人々が自国や地域社会でサポートや情報を見つけられるよう支援することを目的としている」という。

参加方法は、右袖をまくり上げ、ワクチン接種を受けたことを示すバンドエイドをつけた白黒の写真を、「#CanWeTalkAboutIt」のハッシュタグを付けて自身のソーシャルメディアネットワークに投稿し、体験した健康被害の簡単な説明を添えること。キャンペーン創設者の一人であるアニエスカ・ウィルソン氏はThe Defenderに次のように語った。

「頭痛薬を飲み、皮膚の色が青ざめるなどの副反応が出れば、あなたはもちろん『この薬のせいだ』と言うだろう。しかしワクチンに関しては、こういう話はできない。

私達は(新型コロナウイルスワクチン)の接種が始まる際、これらのワクチンによって多くの健康被害を目撃することになることを耳にし知っていた。しかし、人々は非常に恐れ、特に反ワクチン組織と烙印を押された組織と関連づけられる事を恐れていた。

私たちは皆、メディアが沈黙していることも知っていた。ワクチン接種による健康被害を訴えた人々は否定されてきたが、この様な状況が起こっている事を我々は目の当たりにしてきた。それゆえ私は、私達には何らかの行動を起こす必要がある、危険なワクチンであることを人々に気付かせなければならないと考えた。

世間には(話す事のできない)病気などない…ガンやあらゆる病気について話すことはできても、ワクチンの健康被害についてはできないのだ。これについて、研究する意欲のある科学者が著名な機関にいるが、その学者らは相手にされない。

これだけじゃない。メディアはなぜ沈黙しているのか?なぜこの事について話さないのか?たくさんの副反応が報告されているにもかかわらず、誰も話そうとしないのだ。

私は常にグローバルに活動している。今こそグローバルに何かする必要がある、この問題の沈黙を破るキャンペーンを行う必要があると考えた。なぜなら、皆が知る必要があるからだ。これ以上ワクチンによって苦しむ人々を見たくない」

健康被害と死亡統計が物語るもの

ソーシャルメディアで共有された何千にも上る個人的な体験談に加え、あらゆる統計でこれらの健康被害が裏付けられている。

入院数の増加

2022年1月、インディアナ州病院協会は、インディアナ州の病院では、さまざまな症状による死亡と入院数が劇的に増加していると報告した。インディアナ州の入院件数は、2021年に新型コロナウイルスワクチン予防接種開始前よりも多いだけでなく、過去5年間で最多であった。一方、新型コロナウイルス感染症による1日の死亡者数は、2020年の半分以下であった。

障害保険請求は増加

インディアナポリスに本社を置く生命保険会社OneAmericaは、障害者保険金請求の増加を報告している。当初は短期障害の保険金請求が増加したが、まもなく長期障害保険金請求の数が上回った。

成人突然死症候群(SADS)の急増

SADSと呼ばれる以前はまれだった医学的現象が、健康な成人の間で新型コロナウイルスワクチン接種以降増加している。

健康な人々の異状死

1980 年から 2006 年までの米国における競技アスリートの突然死分析によると、年間平均数は69であった。国際オリンピック委員会(IOC)がまとめたデータによると、全スポーツにおける年間平均数は29であった。

一方、2021年1月から2022年7月までの18カ月間で、全世界で少なくとも1204人のアスリートが心停止または虚脱状態に陥り、804人が競技中に死亡している。EU FIFA(サッカー)選手の突然死は2021年に420%増加した。これまでは毎年約5人のサッカー選手が試合中に亡くなっているが、2021年1月から11月中旬の間には、21人のFIFA選手が突然死した。

全死因死亡率の急増 

特定期間の異なる死因の死亡率は、悲惨な出来事を知る上で最も信頼できる指標だ。全死因死亡率は、新型コロナウイルスワクチン接種の開始後、急激に上昇した。これらの増加は、国のコロナワクチン接種率にも相関している。

OneAmericaの報告によれば、2021年第3四半期の労働年齢の米国人(18〜64歳)の死亡率がコロナ流行前よりも40%高い。他の情報源も同様の増加率を報告している。以下を含む:

  • インドの保険監督当局は、2021年の死亡保険金請求が41%増加したと報告した。
  • 米アリゾナ州フェニックス市は、2021年の市職員の死亡率が10年間平均と比較し100%の上昇を見せたことを報告した。
  • 公共葬儀会社Carriage Servicesのデータによると、2020年9月と比べ2021年同月に行われた葬儀は28%増加した。
  • リンカーンナショナルの死亡保険金請求は、2021年第4四半期に、2019年比で54%増加した。
  • 欧州の超過死亡率の数値は高齢者より若年層の早期死亡を示しており、2022年後半の14歳未満の子供の死亡率は同年前半より高い。

 

健康被害を負った場合、どうしたらよいのか?

新型コロナウイルスワクチン接種により健康被害が生じた場合、今後追加の新型コロナウイルスワクチンやその他のmRNAワクチン接種を控えるよう推奨する。

治療に関しては、新型コロナウイルスワクチンによる健康被害を専門とする医師がこの先増えてゆくことは疑わしく、すべきことを分かっている医師はいまだ多くはない。

新型コロナウイルスワクチンの健康被害の治療に取り組み始めた医師の中に、筆者もインタビューしたことのあるミシェル・ペロ氏(DrMichellePerro.com)がいる。ペロ氏は小児科医で、ここ数年ワクチン接種で健康被害が生じた成人の治療も行っている。もう一人はピエール・コリー氏(DrPierreKory.com)だ。

スパイクタンパク質排除方法

ペロ氏とコリー氏は両者とも、体内で生成され続けているスパイクプロテインを除去することが第一課題だとしている。

ペロ氏は治療薬としてヒドロキシクロロキンを、コリー氏はイベルメクチンを使用している。これらの薬がスパイクタンパク結合することにより、同タンパク質の除去を促す。

コリー氏は、免疫系を強め分解を促進し、最終的には時間の経過とともに自然にスパイクを細胞から取り除く方法があるのではないかと考えている。その一つが、食事時間制限法だ。この方法を取ることで、損傷したり有害なタンパク質を除去するクリーニングプロセスであるオートファジーを刺激する。また、サウナ療法も同じ効果が期待できる。

免疫促進と抗炎症戦略

新型コロナウイルスワクチンによって健康被害が生じた患者の多くは、炎症と免疫機能の低下に対処しなければならない。ペロ氏のツールボックス内の療法は以下を含む:

ペロ氏のツールボックス内の療法

The Front Line COVID-19 Critical Care Alliance (FLCCC)のアライアンスメンバーとして、コリー氏はI-RECOVERと呼ばれるFLCCCのワクチン接種後治療プロトコルの開発に携わってきた。データが加わる都度、プロトコルは継続的に更新されるため、FLCCCのウェブサイト「covid19criticalcare.com」から直接最新バージョンをダウンロードすることを推奨する。

その他の役立つ治療法

新型コロナウイルスワクチンによる健康被害に有効なその他の治療法は次のとおり。

高気圧酸素療法

特に脳卒中、心臓発作、自己免疫疾患、神経変性疾患を患っている場合。詳しくは、「 Hyperbaric Therapy — A Vastly Underused Treatment Modality」へ。

メチレンブルー

ミトコンドリアの呼吸を改善し修復を助ける医薬品。1日15〜20ミリグラムを摂取することで、多くの人が接種後に苦しんでいる疲労を解消できる可能性がある。また、急性脳卒中に有効な場合がある。しかし、G6PD欠損症(遺伝性の遺伝子疾患)がある場合は、禁忌である。

近赤外線

近赤外線は、ミトコンドリアでメラトニンの産生を誘発する。また、活性酸素を除去することで、ミトコンドリアの機能向上と修復に役立つ。自然光は54.3%が赤外線であるため、この治療に費用はかからない。
 

この記事で示された見解は著者の意見であり、必ずしもエポックタイムズの見解を反映するものではありません。

オステオパシー医師兼作家。「Mercola.com」を創設。自然健康の分野で複数の賞を受賞。主なビジョンは、人々が健康を管理できるよう支援する貴重なリソースを提供することで、現代の健康パラダイムを変えること。