[ワシントン 13日 ロイター] – 主要20カ国・地域(G20)議長国のインドネシアのスリ・ムルヤニ・インドラワティ財務相は13日、G20はウクライナ戦争を含む地政学的な分裂を巡り「かなり大きな溝」を抱えているが、多くの金融課題では引き続き一致していると語った。
米ワシントンで開かれたG20財務相・中央銀行総裁会議はこの日、共同声明の発表なしに終了した。
インドラワティ氏は会議後の記者会見で、今年のG20グループは「経済・金融政策のための最高のグローバルフォーラム」としての地位を維持することができたと発言。
今回の会議では、債務再編のプロセスに予測可能性をもたらし、多くの途上国のニーズに応えるために資源と能力を活用するための共通の枠組みを改善する必要性で一致したと説明した。また、国際的な法人税改革に向けた昨年の合意へのコミットメントを再確認したという。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。