米中央情報局(CIA)のウィリアム・バーンズ(William Burns)長官は20日、コロラド州で開かれた「アスペン安全保障フォーラム」で、「中国が台湾侵攻するのは時間の問題」と再度、警鐘を鳴らした。
CIA長官は、中国は台湾で武力行使することを決意しているようだと警告した。侵略するかどうかよりも、いつ、どのように侵略するかを北京は考えているという。
今秋の「第20回党大会後、すぐに侵攻することはない」との判断も示した。長官は「台湾を支配しようとする習主席の決意を過小評価してはいけない」とも付け加えた。
長官は、中国はロシアによるウクライナ侵攻から「速戦即決するには圧倒的な力を持たなければならない」という教訓を学んでいるはずとしたうえで、「今後10年で、時間が経つほど侵攻のリスクは高まっていく」と指摘した。
(翻訳編集・李凌)
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