F-15機体を発見 墜落したものと推定 乗員2人の捜索続く

2022/02/01
更新: 2022/02/01

31日17時ごろ、石川県の小松基地を離陸した航空自衛隊パイロット2人が搭乗するF-15戦闘機1機が行方不明になったことについて、岸信夫防衛相は1日の記者会見で「機体を発見し、墜落したものと推定される」と発表した。乗員2人は行方不明のままで、捜索活動が続いている。

岸防衛相は事故情報把握に努めること、小松基地を含むすべての基地に配備された自衛隊航空機の整備をこれまで以上に徹底することなどを指示した。

F-15は日本海の加賀沖を飛行中、基地の西北西およそ5キロの地点でレーダーから機影が消えた。NHKなどが伝える防衛省関係者の話では、異常時の無線連絡や脱出時に発信される救難信号は確認されていないという。

海上自衛隊の艦艇や海上保安庁の巡視船が行方不明の2人の捜索を続けている。

日本の安全保障、外交、中国の浸透工作について執筆しています。共著書に『中国臓器移植の真実』(集広舎)。
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