東京都心部で積雪 交通機関への影響も 気象庁は警報発表し注意呼びかけ

2022/01/06
更新: 2022/01/06

関東地方では低気圧の影響により6日昼頃から雪が降り、都心部でも積雪が見られた。予報では雪は夜遅く見込み。気象庁は大雪警報を発表し、路面凍結や交通機関への影響があるとして注意を呼び掛けている。

積雪は東京都心のほか、神奈川県の横浜市や茨城県つくば市でもそれぞれ観測された。

雪が舞う銀座の街中の様子。6日午後撮影(清雲/大紀元)

東京23区と千葉県の全域に大雪警報が発表されたのは4年ぶり。関東南部で雪が強まり、午後4時の積雪は東京の都心で6センチ、茨城県つくば市で5センチ、千葉市と横浜市で3センチとなっている。

公共交通機関にも乱れが生じている。首都圏を走るJR東日本の各線、東武鉄道、京成電鉄、京浜急行では大雪の影響で一部列車に遅れが出ている。

フライトでも羽田、成田発着便には国際線、国内線ともに欠航や遅延が相次いだ。
首都高など管理するNEXCO東日本は、高速道路ではノーマルタイヤの走行は危険が伴うとして、冬用タイヤの装着やチェーンの携行をドライバーたちに求めている。

気象当局は、自転車はハンドル操作が困難になるため使用をさけるよう呼びかけている。

政治・安全保障担当記者。金融機関勤務を経て、エポックタイムズに入社。社会問題や国際報道も取り扱う。閣僚経験者や国会議員、学者、軍人、インフルエンサー、民主活動家などに対する取材経験を持つ。
日本の安全保障、外交、中国の浸透工作について執筆しています。共著書に『中国臓器移植の真実』(集広舎)。