[ロンドン 5日 ロイター] – 欧州のガス価格上昇が続いている。ロシア産ガスをドイツへ供給するパイプラインの流れが16日連続で東向きに変わったことや、政治的緊張の高まりが背景にある。
欧州の指標であるオランダのガス前月卸売り価格は1052GMT(日本時間午後7時52分)時点で1.75ユーロ高の1メガワット時当たり91.25ユーロ。一時は95.35ユーロまで上昇する場面があった。
同じような英国のガス契約も1サーマルユニット当たり2.24ポンドと、5%上昇した。
ただ、ドイツからポーランドへの流れは前日に比べて大幅に減少した。複数のトレーダーが、近々流れが西向きに戻る可能性を示唆しているのではないかと指摘している。
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