[マドリード 4日 ロイター] – 4日に発表されたスペイン国家統計局のデータによると、8月にスペインを訪れた外国人観光客は、移動規制の緩和に伴う日光浴目当ての渡航急増で、前年同月の約2倍以上の519万人となった。だが、新型コロナウイルス禍前の2019年の水準と比べ、半分をやや上回る程度にとどまった。
1─8月の累計は1500万人と、19年の同じ期間の26%程度で、19年の半分との政府目標を大きく下回った。
8月の外国人観光客による支出は59億ユーロ(68億5000万ドル)で、20年8月の約24億6000万ユーロからは増加したが、19年8月の117億ユーロには遠く及ばなかった。
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