香港の大学生らは21日午前7時から、政府機関の前で抗議活動を始めた。各大学の学生会は20日夜、合同記者会見を行い、香港政府が同日午後5時までに、容疑者の本土移送を可能にする「逃亡犯条例」改正案の撤回などの4つの要求に回答しなかったため、21日の政府機関包囲を開催すると発表した
現地時間21日午前10時40分現在、黒いTシャツを着た学生約1000人は、香港島・金鍾(アドミラリティ)にある政府総部の庁舎前に集まり、座り込みを行っている。一部は前日深夜から、庁舎前で座り込みを始めた。
学生会と民主派団体は政府に対して、改正案の完全撤回、12日の抗議を「暴動だ」とした長官の発言の撤回、拘束された市民の釈放、武力鎮圧の責任追究を求めている。
また、ネットユーザーによって構成された8つの団体は、非協力運動を展開するとの声明を出した。
香港政府は、21日から政府機関を一時閉鎖すると発表した。
(翻訳編集・張哲)
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