[1日 ロイター] – 米金融大手ゴールドマン・サックスは1日、原油などの商品相場の投資環境が2004─08年以来約10年ぶりの最高の好機になったと発表した。投資リターンは今後半年で15%、1年では10%に上るとみている。
供給減と需要増に加え、在庫が予想よりも少ないため、今年後半にかけて相場は高く推移する見通しという。原油や銅、鉄鉱石、石炭相場についての予想を引き上げた。
原油市場についてゴールドマンは「石油輸出国機構(OPEC)が増産に向かう姿勢は見えず、需給逼迫(ひっぱく)状況が続きそうだ」と述べ、6カ月先の北海ブレント先物価格予想をバレル当たり82.50ドルに引き上げた。
また、中国の供給政策改革奏功を背景に、金属の供給も逼迫すると予想している。
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