全身の痛みが消えた女性の体験

2017/10/09
更新: 2017/10/09

 我々は読書を通じて様々な知識や情報を得ることができます。また、知識・情報にとどまらず、本によっては、本に秘められた不思議な力が読者に様々な影響を与えることもあります。特に修煉の本には不思議なほどに強い影響力を持つものが存在します。ベルギーの女性、アン・トゥールリン(Ann Teurlings)さんは、不思議な本の力を実際に体験した一人です。

 明慧日本2017年9月18日の報道によると、アンさんは30年前、乗っていた車が大破するほどの酷い交通事故に遭いました(写真参照)

30年前の交通事故の写真(アンさん所有)

 九死に一生を得て命は助かりましたが、全身傷だらけになり、傷が回復した後も痛みが消えることはありませんでした。全身の痛みで普通に歩くことは叶わず、杖が常時離せない身体になってしまったのです。容赦のない痛みに耐えながらの子育ては非常に辛く、人生がとても苦しいものになりました。「その頃の私はまったく走れませんでした。当然、走り回る子ども達と一緒に遊ぶこともできず、子ども達の面倒を満足に見ることのできない状態でした」と、アンさんは話します。

 この全身の痛みは30年にわたって続き、その間、様々な治療方法を試しましたが、効果はほとんどありませんでした。アンさんは次第に自分の身体はもう治らないのだと思うようになり、人生に対して希望を失っていきました。

 転機になったのは、『轉法輪』という本を薦められたことです。末娘のエリさんが小学校に入学し、仲良くなった女の子の母親がアンさんの状況を知って、彼女に法輪修煉大法(法輪功)の指導著書『轉法輪』を薦めたのです。既に回復を諦めていたアンさんは3年もの間断り続けましたが、エリさんと一緒にその友達の家に遊びにいった際、母親から直接『轉法輪』を渡されました。

 「そうして私は『轉法輪』を読んでみることにしました。読み始めるとすぐに、あら、これは私が必要としていたもので、ずっと求めていたものだわ!と直感しました。そこで『轉法輪』を読んで、読んで、読んで、最後まで読み終えるともう一度最初から読みました。何回も何回も読みました。すると不思議なことに、4ヵ月後、身体の痛みはすっかり消えて無くなっていたのです」とアンさんは話します。

 それ以降、アンさんは法輪功を真剣に修煉するようになりました。現在、アンさんは歩くことも走ることも自由にできるようになり、一度に10キロメートルもの長距離を歩くこともあります。それまで彼女が走っている姿など見たことがなかった子ども達や近所の人は、アンさんの奇跡ともいえる回復ぶりに、びっくりしています。

 30年もの間続いていた病痛が『轉法輪』を読んだだけで4か月後に完全に消えた――。まるで神話のようですが、これはまぎれもなくアンさんの身体に起こった事実なのです。

大紀元日本ウェブ編集部)