世界で最も降雨量が少なく乾燥した地として知られる、南米チリのアタカマ砂漠は、8月下旬から、200種以上にもおよぶカラフルな花で彩られている。
アンデス山脈と太平洋の間にあるアタカマ砂漠は、2カ月前に激しい雨が降り、その後、砂に埋もれた種が次々と発芽、花を咲かせた。
この「砂漠の花畑」現象は通常、5~7年に一度起きると言われているが、前回は、同国でエルニーニョ現象により記録的豪雨を観測した、2年前の2015年。
チリ観光当局は、今後も様々な種が違う時期に発芽・開花するため、今後数週間は花を楽しめると予測している。
(編集・甲斐天海)
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