【大紀元日本10月13日】朝鮮労働党創建記念日だった10日、金正恩第1書記は依然として姿をみせなかった。「危篤状態」や「クーデター」などのうわさが飛び交う中、最新情報によると、金正恩第1書記はここ数カ月、体調を崩して危篤状態になり、死の兆候さえも表れた。中国から派遣された治療専門家らは、なすすべもなかったのが現状だという。
11日付米華字ニュースサイト博訊網はイランメディアの報道を引用し、在北朝鮮イラン大使館の管轄下にあるイラン軍事協力部門の情報筋によると、金正恩第1書記が重病で全身不随になったため、北朝鮮の情勢は内部の派閥闘争が激化を極め、予測がつかない混迷状態が続いていると報じた。そのため、イラン政府はすでに軍事や経済における両国間の協力事業を中止し、近く関連工作員を帰国させる方針を立てたという。
金正恩氏は過度の肥満が原因で今年7月に目まいなどの症状が現れ、8月には心臓疾患や脳梗塞の症状を見せた。9月になると脳内出血を起こし、尿便失禁や言語障害を伴い、活動力を失い、ベッドに寝たきりになって平壌市内の入院先で24時間介護を受けている。
現在、病状が悪化し、死の兆候も表れている。中国側は治療専門家を派遣したが、明らかな改善がみられない。同時に日本やロシアからの専門医師の治療を受けているという。
金正恩第1書記は9月3点xun_ネ降公の場に姿を表していない。9月25日の最高人民会議(日本の国会に相当)を欠席し、10月7日の父である故金正日氏の朝鮮労働党総書記選出17年を記念する会合や10日の労働党の創立69年記念日などの重要な記念日にも姿を見せず、様々な憶測が飛び交っている。
金正恩氏は7月以降、足を引きずって歩く様子が北朝鮮メディアで放映されていた。北朝鮮の国営テレビが9月25日放映した記録映画では「不自由な体で指導を続けられている」と述べ、金正恩氏には健康上の異常が起きていることを示唆した。
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