中国人客 マニラ空港で強制送還 機内で迷惑行為

2013/06/06
更新: 2013/06/06

【大紀元日本6月6日】フィリピン首都マニラのニノイ・アキノ国際空港で1日、客室乗務員に迷惑行為を働いた中国人客が入国を拒否され、フィリピン当局により中国へ強制送還される騒ぎが起きた。フィリピンの華字紙・商報が報じた。

強制送還されたのは、47歳の劉比清(音訳)さん。上海からマニラ行きの便に搭乗した劉さんが、機内で客室乗務員に熱いおしぼりを要求したが、すぐに用意されなかったため、ギャレーに侵入し、乗務員が準備していたおしぼりを一つ奪い取った。劉さんはさらに、おしぼりの水滴を乗務員の顔にかかるようおしぼりを乱暴に振ったという。

その後、他の客室乗務員が劉さんを注意したが、彼は無礼で横柄な態度を続けたという。被害を受けた客室乗務員が、飛行機がマニラに到着した時点で劉さんを訴え、フィリピン航空と移民当局が劉さんを、最も早い便で上海に強制送還した。

 (翻訳編集・森 豪太)