【大紀元日本2月26日】中国のナイトライフを楽しませる、あの屋台の香ばしいラム肉の串焼きや魚介類の塩焼きが食べられなくなるかもしれない。大気汚染問題の対応を急ぐ中国はこのたび、都市部でのバーベキューを禁止することを検討していることが明らかになった。
伝えられるところによると環境保護当局が最近公表した大気汚染対策の草案に、旧正月の花火の打ち上げ規制の他に露店の活動禁止が含まれる。休暇期間中の微小粒子状物質PM2.5の上昇は、露店の煙も原因の一つにあると草案では指摘している。
草案は2020年までにPM2.5の「大幅削減」を明記。ただ具体的な数値は明かしていない。バーベキュー禁止のほかに、発電所や製鉄所の排気ガス新基準も掲げられ、意見公募を行っている。しかし、対策取組姿勢をアピールする狙いがあるとの見方が強い。
(翻訳編集・佐渡 道世)
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