ジャッキー・チェン、「香港のデモを規制すべき」と発言

2012/12/17
更新: 2012/12/17

【大紀元日本12月17日】香港の俳優ジャッキー・チェンはこのほど、香港で頻発する中国政府に対する抗議デモを制限すべきだと発言した。この発言に対し、香港の民主派が批判を強めている。香港メディアが報道。

ジャッキー・チェンが中国誌の取材に対し、「香港はデモの都になってしまった。デモの内容を制限すべきだ。暇さえあればデモをしている人がいる。私は毎日ようにデモを目にしている」と批判した。

また、香港人の行政長官を批判することに対しても強く不満を示し、「誰が行政長官になっても自分は必ず政府を支持する」と話した。

2009年、ジャッキー・チェンは、「香港と台湾は自由過ぎる」、「中国人は管理されるべきだ」との発言で強く批判されたが、今回もその主張を繰り返した。

ジャッキー・チェンは以前、台湾で違法駐車した車のタイヤにナイフで穴を開けたことがあると自白し、「ルールを守らない人に暴力で制す」と強調した。

香港民間人権陣線の副責任者・王浩賢氏は「市民の権利が分かっていない」と同発言を批判した。

(翻訳編集・余靜)
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