【大紀元日本6月13日】湖北省武漢市は11日、濃霧に包まれ、大気が黄色く淀んだ状態が続いた。当局は「わらを燃やしたときに発生した煙が原因」と説明しているが、市民は懐疑的で、実際は化学工場が爆発したのではないか、とのうわさが立っている。中国新聞社が報じた。
同市環境保護部門の観測によると、同日の大気から国家基準値6倍のPM2.5(粒径2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質)を観測されたという。当局は当初、天候が原因だとしているが、その後、周辺の畑でわらを燃やしたことが原因だと説明を変更した。
しかし、市民はこの説明に納得していない。インターネットでは市北東部にある化学コンビナートで爆発があったとのうわさが流れている。
当局は市民に外出を控えるよう促し、仏領事館も現地のフランス人に対して、窓を閉め、室内にとどまり、空調をできるだけ使用しないよう呼びかけた。
(翻訳編集・坂本)
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