【大紀元日本11月25日】韓国のチェジュ(済州)島政府はこのほど、400人余りの中国人を投資移民として受け入れると公表した。島の投資移民制度が執行して以来、迎えられた第一陣の中国人移民である。
昨年2月に同島で、不動産の投資移民制度が発足。島で5億ウォン以上の住宅を購入する外国人に対して、その配偶者と未成年の子女を含めて居住ビザを交付する。5年間以上現地に居住すれば、永住権を取得できる。
第一陣の中国人投資移民たちは、島の豪華別荘を購入。韓国の大手旅行会社Raon Leisureが開発を手がけた同別荘地はリゾートマンションが中心で、床面積180平米が350室、155平米が196室、120平米が378室、さらに独立型で床面積が292平米が10軒ある。
10月末までに、そのうちの189軒は中国人を含む外国人が購入。これらの中国人と家族400人余りが、来月チェジュ島でF-2(配偶者ビザ)を申請する予定。
同別荘購入者には、無料のゴルフ場、呂天風呂、サウナ、プール、スポーツジムの利用回数券が配布される。別荘区内では医療施設、ショッピングセンター、中国料理屋などをも建設する予定だという。
チェジュ島は韓国南部の火山島であり、人口約55万人、面積は約1,845平方キロ。見事な景観を誇り、最近「世界七大自然景観」に選ばれた。冬の寒さが厳しい韓国の中で最も気候が温暖で、日本の高知県や宮崎県北部の気候に似ている。
(翻訳編集・叶子)