【大紀元日本2月24日】北京の大気汚染状況のレポートを発表し続けている在中米大使館は21日、北京の大気汚染レベルを「指標範囲外(Beyond Index)」と伝えた。同時に中国政府職員も市民に対し、室内で待機し戸外での活動をしないよう警告した。
米大使館の評価によると、大気の汚染レベルはすでに有害、或いは指標範囲外という最悪レベルに達しているという。北京環境保護局も、北京の大部分の地区の大気レベルは「等級5(最低レベル)」と伝えた。
また北京市気象局のレポートでは、微粒子汚染や気温上昇、無風状態が続くことにより、スモッグが消散せず、一部地区では視界が200メートル以下になっているという。
国連など国際組織は、北京は世界で最も大気汚染の深刻な地区の一つと警告し続けている。
(翻訳編集・坂本)
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