【大紀元日本6月2日】台湾経済部はこのほど、大陸企業5社に台湾での投資を許可した。総額は約4億4千万円に達し、そのうちの1社は、台湾の観光業に投資する初の大陸企業となる。
台湾紙「中国時報」によると、これらの大陸企業の投資分野は、リゾートホテル、飲食業、電子製品、貴金属アクセサリー、農産品の卸売り・小売りにおよぶ。
投資が許可された5社は、廈門華天港澳台商購物有限公司、福州超大現代農業発展公司、中浙国際貿易中心有限公司、HL Technology Group Limited、そして個人投資家による雲龍軒黄金株式会社である。
このうちの廈門華天港澳台商購物有限公司は、台湾で資本金約1億5千万円の子会社・金門延銘公司を設立。リゾートホテルや飲食業に事業参入する計画だ。台湾でホテル・飲食業に投資する最初の大陸企業となる。
HL Technology Group Limitedは、今回5社の中で最大の投資額約2億円を投資。電子部品の卸売りと小売りに参入する予定。
(翻訳編集・叶子)