チベット自治区でM5・2 青海省大地震と関係性

2010/04/17
更新: 2010/04/17

【大紀元日本4月17日】17日午前8時58分、チベット自治区ナチュ地区聶栄(ニィヤロン)県でM5・2の地震が発生した。深さは約10キロ。チベット地震局職員によると、今回の地震と青海省玉樹県の大地震とは関係があるという。

国家地震台ネットの測定によると、今回地震の発生した区域は青海省玉樹県と同じ巴彦喀拉ブロックに属しているが同じ断層帯ではないという。

聶栄県は高海抜草原地区に属し、人はほとんどいない。現在具体的な災害状況は調査中である。

チベット自治区地震局のソレン副局長によると、今回の地震は聶栄県では今年に入って3度目のM5・0レベルの地震で、群発地震に属するという。今年3月24日、この地区では連続してM5・7とM5・5の地震が発生しており、人や家畜への被害は出ていないものの建物の倒壊や亀裂などの財産損失が出ている。

同県県委員会弁公室の付仕福主任は、今回の地震発生時、県庁所在地では強い揺れを感じたが目立った損失は無い。現在県内では4つの工作組が災害状況の調査に当たっていると伝えた。

(翻訳編集・坂本)