【大紀元日本2月3日】広東省惠州市で27日、補強工事中の建物が傾く事故が発生した。
中国国際ラジオ局のニュースサイト「国際在線」によると、傾斜したのは92年に建設された建物。もとは1階建ての店舗だったが、後に店舗を購入したオーナーが昨年6月から増築を始め、5階建てマンションとして完成させた。
マンションの工事が完成して間もなく、壁面の水道管の折れ曲がりや基礎が沈下する現象が現れ、オーナーが業者に建物の補強工事を依頼。27日の朝から工事を開始したが、午後になり建物が傾き始めた。
事故発生後、安全を考慮して電気供給の作業員が建物への電力供給を遮断。現在、建物は道路側へ15度傾いており、現場責任者の話では、専門家が取り壊す方向で話を進めているという。
(翻訳編集・坂本)
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