【大紀元日本12月18日】15日未明、浙江省杭州市で、トラックに積まれた20トンのカーバイド(炭化カルシウム)が雨と反応して燃え出し、車両が火だるまとなる事故が発生した。運転手は自力で脱出した。カーバイドを覆っていたシートが風に煽られ、雨が中までしみ込んだのが原因とみられている。
事故が発生したのは、杭州市濱江区を通る道路の交差点。車両から落ちた一部のカーバイドは地面で赤々と燃え、火災は道路30メートルにわたり、車両は黒焦げとなった。「浙江在線(ネット)」によると、降雨で水と反応したカーバイドは6時間も燃焼し続け、通勤ラッシュ時になっても交差点は閉鎖されたままだった。このため、付近は大渋滞となった。
運転手によると、荷台のカーバイドには何枚もシートを被せていたという。走行中、突然荷台から火が出たと話している。
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