【大紀元日本9月21日】爽やかに晴れた秋空高く、力強いマーチが響き渡る。東京・秋葉原で20日、中国共産党からの脱党を支援するパレード(主催、NPO法人全世界脱党支援センター日本)がおこなわれた。
1949年10月1日、中国共産党(中共)による事実上の一党独裁政権が中国に誕生した。
以来60年間、中共による残酷な政治は、餓死などの非正常死も含めて8000万人もの犠牲者を出した。さらに今日の中国は、基本的人権がないばかりか、腐敗や汚職が蔓延し、社会道徳も崩壊したうえ、深刻な自然破壊や環境汚染、食品汚染なども重なって、人々は通常の生活権・生存権さえ脅かされている。
すでに10年に亘る法輪功学習者への理不尽で凄惨な迫害も、いまだ止むことはない。
2004年11月に発表された「大紀元時報」の連載社説『九評共産党』は、中国共産党の悪魔的本質を「嘘と暴力」と看破し、その悪行のすべてを暴露した。
この『九評』の発表は、中国大陸および世界各地において、中共脱党の大潮流を巻き起こした。これは「三退」運動とも呼ばれ、中国人が自らの意志で、中国共産党・中国共産主義青年団・少年先鋒隊などの中共関連組織から、完全なる決別を表明するというものである。
中国人はこの「三退」の勇気ある意思表示によって、生まれたときから体内の細胞にまで強制的に注入されてきた中共の害毒を完全に除去し、中共の呪縛から解放されて、はじめて本来の人間に生まれ変われるのである。
この脱党運動により中共脱党を表明した人はすでに6000万人を超え、まもなく6100万人に達しようとしている。これは1日に平均5万から6万人が脱党していることになり、その勢いは今後も加速度的に増加すると見られている。
この日、東京・神田の淡路町公園を出発した脱党支援パレードは、約60人のファールンダーファ天国楽団を先頭とする総勢150人ほど。
パレード一行は、日曜日で賑わう秋葉原の電気街を横断して下町のメインストリートである昭和通りを北上し、上野公園の不忍池畔までの約2時間を力強く行進した。
まもなく脱党6100万人に達することを伝える横断幕(大紀元)
秋葉原電気街を進む天国楽団(大紀元)
パレードを携帯カメラで撮影する沿道の人々(大紀元)
沿道の人々は、天国楽団の威風堂々の演奏に引き付けられるとともに、「中共脱党6100万人」「中共を解体し迫害を停止させよう」などと書かれた横断幕に注目していた。
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