【大紀元日本5月19日】四川大地震の被災地を救済するために、広東省のある中学校で募金活動がこのほど行われた。しかし、その現場をビデオで隠し撮りした生徒が、「これは私がこれまでに見た、史上もっとも恥知らずの募金行為だ」と語り、「国が災難に見舞われ、各方面からの支援を必要としているときに、我々はお金だけではなく、優しい心がもっと必要だ」と嘆いた。
このビデオは同校の生徒が撮影したもの。
この中学校の教師らが募金箱にお金を入れる場面を、ビデオカメラを持ったカメラマンが撮影していた。最後の教師がお金を募金箱に入れると、2人の教師(指導者的存在)は募金箱の中にあるすべての募金を取り出して、それを2人で山分けし、もう一度募金箱に紙幣を入れることにして、それをカメラマンにクローズアップで撮影させた。
その後、2人は募金箱に入れたお金を再び取り出して、横に並んで待っている生徒たちに紙幣を1枚ずつ渡して、募金箱に入れさせた。この様子も全部カメラに収められた。
生徒たちがお金を募金箱に全部入れて撮影終了してから、2人の教師はまたも募金箱の中のお金を取り出したのだ。
ビデオ:問題の募金活動現場
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(翻訳/編集・余靜)
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