全世界華人新年祭:オタワ公演、ハーパー首相がビデオメッセージ

2007/01/15
更新: 2007/01/15

【大紀元日本1月15日】カナダ時間の1月12日夜8時、カナダ首都オタワ市の国家芸術センターであるサウサムホール(Southam Hall)で、「全世界華人新年祝賀祭」が上演され、2千人以上の観客を動員した。当地における前評判は高く、公演のチケットは12月初めにすでに完売していた。開演前には、カナダのハーパー首相がビデオメッセージを届け、新年を祝福するコメントを贈り、本公演の多元化文化発展への貢献を賞賛した。カナダ国営放送CBCテレビを含め、複数のメディアが今回の公演を取材・報道した。また、国会議員を含め、多くの政界関係者が公演を鑑賞した。

ハーパー首相はビデオメッセージで、「中国の旧正月はすでにカナダの重要な文化イベントの一つとなり、華人がカナダで多大な役割を果たしていることを証明した」と述べ、祝賀の意を表した。開演当日には、ジョン・ベアード環境相がハーパー首相を代表して公演会場を訪れた、ベアード環境相は「新唐人テレビや、大紀元時報などの華人メディアがこの公演をオタワに招いたことを、私は非常にうれしく思っている」と祝辞を述べた。

祝辞を述べるジョン・ベアード環境相(大紀元)

カナダ議会の副報道官、ロイヤル・ガリポー氏やピエール・ポワリーブル氏など国会議員9人をはじめ、多くの議員代表が公演を鑑賞した。

オタワ市のオブライアン市長は公演終了後、「本当に素晴らしい。私は北京と中国の多くの地方を訪問したが、これほど深く感動する公演を観たのは初めて」と述べ、好きな演目について詳細に感想を述べた。

また、市長は、「カナダ首都の市長として、新唐人テレビがカナダ在住の華人にニュースや娯楽、情報番組を提供することを全力で支持する。あなた方が中国文化や、言語、文明の広範囲での伝授に深く貢献している。そのボランティア精神と努力を高く評価したい」と話した。

オタワ市議会のスティーブ・デ・ロシュ議員は公演終了後、伝統的的な美しい服装や、夢の中に描かれたブッダ、広大で美しい天幕などを絶えず賞賛し、二胡の旋律が非常に神秘的で、心が強く打たれたと語り、「中国は悠久かつ豊富な伝統文化を有していると知っていたが、今回の公演を通して、初めて身をもって実感できた」と述べ、異なる文化を理解することは重大な意義があると話した。

オタワのオブライアン市長(大紀元)

また、同市議会のマリア・マクロー議員は取材で、「私は非常に驚いた。歌がこれほどリアルに厳粛なテーマを表現できるとは思いもしなかった」と話し、天安門広場での人権弾圧も、歌や踊りを通して、理解できたことを伝えた。

主催者の新唐人テレビによると、カナダ法務相や、多くの国会議員、地方議員からは、祝電が届けられたという。

カナダ国営放送CBCテレビを含め、同市現地の6つの主流メディアが公演を取材と報道したもよう。開演前に開かれたVIP招待パーティーには、各界の関係者200人以上が招待された。CBCテレビの司会者ジャスミン・ラロン氏が今回の公演の司会に加わった。

(記者・岳雷、周強、周行)