台湾:5千人ハンスト、中共の臓器狩りに抗議  

2006/07/31
更新: 2006/07/31

【大紀元日本7月31日】7月29日午後3時から、台湾各地から約5千人以上の法輪功学習者が台中市に集まり、ハンスト集会を行い、「全世界の政府とメディアに、中共政権の臓器狩りを告発する」と訴えた。主催者側は、「この抗議活動を通して、世界に中共政権が犯している罪状と生命への殺戮を暴露し、思想信条の自由の普遍価値を守り、中共による虐殺を一刻も早くやめさせるよう呼びかける」と活動の主旨を語った。

5千人を超える法輪功学習者は同日午後から、市内の経国緑園道で座り込みのハンスト抗議を行った。台湾法輪大法学会の理事長・張清渓氏や、台湾高等法院台中地方分院(日本の地方裁判所にあたる)の古金男・裁判長、台中市議会の議員・曾朝栄氏、大学生の代表で、交通大学の修士・王敬雅氏などもこの抗

台湾高等法院台中地方分院の古金男・裁判長(大紀元)

台湾法輪大法学会の理事長・張清渓氏(大紀元)

議活動に出席した。

集会では、カナダの政治家と人権弁護士が結成した独立調査団の調査報告書について説明が行われ、中共政権による生きている法輪功学習者の臓器を強制摘出する告発は紛れもない事実との調査結論を伝え、国際社会の各界による声援が紹介された。台湾ではすでに35名の立法委員(国会議員)が連名で、中共の反人類罪を厳しく非難したという。中共の臓器狩りに関する証言や、法輪功への集団迫害を記録するドキュメンタリー映画が上映され、迫害を再現する寸劇も出された。

主催者によると、今回の座り込み抗議集会は同日午後9時30分までに行われた。夜には迫害で亡くなった大勢の法輪功学習者を偲ぶロウソクの追悼式などが行われ、今回の抗議活動を通して、各国政府や、国際団体、メディア、世界中のすべての人々に、中共の暴挙を容認しないよう訴えた。

関連特集: 中国臓器狩り