中共海軍のミサイル護衛艦、珠江口水域で海難事故沈没

2006/06/29
更新: 2006/06/29

【大紀元日本6月29日】中国国内メディアによると、中共海軍ミサイル護衛艦が23日、アモイ近郊の珠江口水域で、香港の貨物船と衝突し沈没した。貨物船は現場から逃亡したという。

中国中央テレビ「軍事報道」は、中国海難救助センターの消息を引用、中共海軍の774号ミサイル護衛艦が23日未明、珠江口水域で香港船籍の貨物船「太平洋冒険家号」18000トンと衝突、中共海軍軍人13人が行方不明。

中国海事処スポークスマンによると、「太平洋冒険家号」が所属する香港太古集団の「中国航海公司」も事件を了解し、詳細な事情を調査中だという。

また「博訊ネット」は、事故に遭った774号ミサイル護衛艦は、艦首から三分の一が沈没、死者4人、行方不明者13人が既に確認され、被害者の一人は士官学校を卒業した博士号取得者だと報じた。珠江口水域での中共海軍の事故はこれで二度目だという。

香港「アップル・デイリー」紙によると、アモイ国籍軍事学会会長・黄東氏の指摘として、774号ミサイル護衛艦は、香港駐留中共海軍部隊の770-773号と同型であり、香港の海軍兵士も交代勤務で乗り組むことがあり、被害者の中には香港人が含まれていた可能性があると示唆した。

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