【大紀元日本6月20日】北朝鮮が遠距離弾道ミサイル「テポドン2号」の実験試射を引き続いて凍結し、核開発をめぐる6カ国協議に復帰することを望んでいると米国政府が表明した。
スノー米大統領報道官は18 日、米テレビ局のインタビューに応じ、北朝鮮は、1999年に遠距離弾道ミサイルの実験試射をしないことに既に合意しており、ワシントン当局は常に各国(政府)および国連と接触連携している、北朝鮮は合意した事項を履行すべきであると強調した。
北朝鮮による新型弾道ミサイルの実験試射に関する報道が伝えられると、朝鮮半島で緊張が高まった。麻生外相は、北朝鮮が弾道ミサイルを実験試射をした場合、直ちに国連安保理に要請し、適切に対応すると表明、仮に平壌当局が試射したミサイルが日本列島に落下した場合、日本政府は敵対行動と見なすと表明した。
また、小泉首相は19日の記者会見で、同件に対して、北朝鮮が仮にミサイルを発射した場合には「米国などとよく協議し、厳しい対応をとらなければならない」と強調した。