北朝鮮の廃嫡されたと言われるプリンス・金正男が、妹の金敬姫と良く電話を交わし、父親の金正日と北朝鮮高官らを罵倒しているようだ。電話の内容は、東北アジアのある国の情報機関に盗聴された。
中広新聞報道によれば、金正男は北朝鮮指導者・金正日の長男であり、元来後継者とみられていたが、6年前に日本へ不法入国で逮捕され国外追放の結果北京に行く事になった。妹の金敬姫の夫は労働党第一副部長である。兄妹の間の会話を最近東北アジアの某国で傍受したという。盗聴された電話内容から兄妹は常に金正日および北朝鮮高官らを罵倒していたという。
金正男の言うには彼が日本で逮捕されたのは北朝鮮情報部門が無能だからだという。 金英姫の言うには、父は夫に対して態度が悪く、金正日周辺の一族には小人しか居ない。時に兄妹は酒を飲みながら電話し、酔えば酔うほど愚痴が募っていたという。
金正男は金正日の最初の妻との間に生まれた。昨年来、金正日の妾・高英姫の産んだ二人の男子・金正哲と金正雲と、後継者の地位を争い続けてきた。