【大紀元日本4月6日】欧州各国の法輪功学習者が4月4日、ジュネーブで開かれた集会とパレードで、国連NGOの「国際多元化信仰組織」の事務局長チャールズ・グラーブ(Charles Graves) 氏は、秘密収容所で法輪功学習者の臓器が摘出・売買されるという中共の国家犯罪を厳しく非難した。また、数名のスイス国会議員からは、支持を表明する書簡が届けられた。
国連人権委員会のビルの前で開かれた集会で、同NG0団体のチャールズ・グラーブ事務長は演説を行い、「中共は世界最大の独裁政権、法輪功学習者を含め多くの中国人は異なる信仰のため迫害されている。最近臓器摘出・売買する秘密収容所の存在が暴露され、そのことが一層中共の国家犯罪を証明した。このような抗議活動を全力で支持する、恐ろしい暴挙を制止するのは我々の重責だからだ。国連は秘密収容所の存在について調査を行うべき。再度強調するのだが、中共政権による法輪功学習者への集団迫害を強く譴責する」と発言した。
また、数名のスイスの国会議員からメッセージを寄せられた。議員らは、抗議活動への支持を表明するとともに、国連と各国政府に対し、中共の秘密収容所の存在に注目し、このような国家犯罪を阻止するようと強く望んでいる。
国連人権委員会の拷問問題の特別調査官マンフレッド・ノーワック氏は30日、ジュネーブで開かれた記者会見で、中共の臓器摘出・売買する秘密収容所の存在について、全力を挙げて調査を行なっていると明かし、充分な証拠でこのことを証明できれば、中共政権に対して、正式に対応を求める考えを示した。
一方、法輪功への集団迫害に対して、追跡調査を行っている国際団体「追査国際」はこのほど、中共の秘密収容所に関する一部の調査結果を公表した。その中で中国における詳細な臓器移植データの関連情報を集め、様々な角度から詳しく分析し、瀋陽地区だけではなく、中国全土で巨大な生体臓器バンクが潜んでいるとの見解を示した。
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