法輪功、「同一首歌」を主催したCCTVを提訴

2006/01/24
更新: 2006/01/24

【大紀元日本1月24日】強制労働収容所で洗脳に使われる歌「同一首歌」(同じ唄)を海外の歌謡祭で上演させたことで、国際司法協会世界人権組織(米国)人権法律機構は1月20日、米国ニューヨーク南区裁判所で、同歌を製作した中国中央テレビ局(CCTV)を提訴した。罪名は不法監禁・洗脳などの行為への煽動・補助である。新唐人テレビ局が伝えた。

原告側の代理人弁護士テリー・マーシュ氏によると、原告は5人の法輪功学習者であるという。さらに、今回の民事訴訟の対象はCCTVであり、中には5人の共犯者が含まれている。24日(米国時間23日)に「同一首歌」がニューヨークで引き続き上演されることになれば、スタッフらも、中国の法輪功学習者に対する迫害に加担した疑いで、責任を追及されると示唆した。

同歌謡祭の主催者二人は、中共に利用された政治的迫害と強制的な洗脳の道具という罪名で提訴されたほか、不法な移民、マネー・ロンダリングなどの問題も暴露されており、米国の連邦捜査局(FBI)とその関連部門も注目し、調査を進めている。