【大紀元日本5月27日】自由アジアラジオ局台北の報道によると、連戦国民党党首と宋楚瑜親民党党首の訪中後、台湾の中国ブームが徐々に冷却しつつあると陳水扁総統が述べたという。
陳水扁総統は5月23日日本とヨーロッパからの国会議員と会見した際に、台湾はこれからも両岸関係の正常化の実現に向けて努力するが、関係の正常化は必ず平等な対話と中華民国の国家主権の堅持を前提としなければならない。台湾は第二の香港になりたくないと述べた。
さらに、中国は連戦と宋楚瑜野党党首らを中国に招きながら、世界保健機関(WHO)で台湾の加入に反対している。これによって台湾の国民が目覚め、冷静になり始めた。また、会見の中で、陳水扁総統は「ヨーロッパ連盟が本当に中国に対して武器禁輸解除をしたら、これは台湾に対する武力侵略を中国に勧めることになる」と武器禁輸問題に懸念を示した。
また、同じ日に呂秀蓮副統領も連戦らの訪中を批判し、「彼らが本当に台湾を愛しているのか、非常に疑わしい」と相変わらずの毒舌を披露した。
(自由アジアラジオ局・台北)
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