【大紀元4月7日】(中央社記者万淑彰による台湾報道)台湾の陳水扁総統は「平和及び追憶の旅」を展開し、教皇ヨハネ・パウロ2世の追悼ミサに出席した。バチカンの最も忠誠な外交、平和及び慈善のパートナーであり、そして国際民主同盟のメンバーとして、台湾は“両岸の和解対話の展開”及び“国共永遠の平和への追及”を、国際社会の期待に応じる具体的な貢献として捧げたいと、陳水扁氏は言った。
陳水扁氏は、中華民国政府及び台湾の人民を代表し、教皇の辞世について、ローマ教皇庁に対して最も深い哀悼の意を伝えた。また、イタリア政府が彼及び使節団の入国ビザの申請を許可したことで、今回の「平和及び追憶の旅」に歴史的な意義を際立たせたことにも感謝した。
「勇気を以て恐怖に挑み、仁愛を以て憎しみを解消し、平和を通して衝突を克服し、和解を通し対立を緩めよう」この永遠に輝く四つの典範を残した、教皇パウロ2世の辞世は世界文明の最大の遺憾である。なぜなら宗教だけが、騒乱する世界情勢に貴重な平和及び安寧をもたらすことができると、陳水扁氏は指摘した。
バチカンの忠誠な外交パートナー及び国際民主同盟のメンバーとして、台湾は「勇気を以て恐怖に挑み、仁愛を以て憎しみを解消し、平和を通して衝突を克服し、和解を通し対立を緩めよう」を典範とする教皇の願いを実現させる努力を通して、“両岸の和解対話の展開”及び“国共永遠の平和への追及”を、国際社会の期待に応える具体的な貢献として捧げたいと、陳水扁氏は強調した。
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