米中貿易戦争が激化 対米報復関税を125%に引き上げ/トランプ氏 相互関税を一時停止 頼清徳総統 報復措置取らず など|NTD ワールドウォッチ(2025年04月14日)

米中貿易戦争が再び激化し、中国は11日、米国製品に125%の報復関税を発表した。背景には、米国がフェンタニル流入やコロナ起源問題で中国責任を問う可能性があるとの懸念があると専門家は指摘する。中国共産党は譲歩すれば体制崩壊につながるとの危機感から強硬路線を選択。トランプ氏が主導する多国間関税再編で中国が孤立するリスクも高まっている。
2025/04/14 NTD JAPAN

台湾総統 対米ゼロ関税提案 対米投資拡大を模索中

台湾の頼総統は6日、対米交渉においてゼロ関税を提案し、報復措置を取らない方針を表明した。また、貿易障壁の撤廃に取り組むと述べた。正式な外交関係がないにもかかわらず、アメリカは台湾にとって最も重要な国際的支援者であり、主要な武器供給源である。
2025/04/07 Jacob Burg

米EU、「敵」から一転 貿易戦回避へ 中国は苦境

トランプ米大統領は25日、訪米中の欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会のユンケル委員長と米EU間の貿易をめぐって協議を行った。両首脳は、今後自動車を除く工業製品に対する「貿易障壁撤廃、ゼロ関税、ゼロ政府補助金」へ向けて取り込むことで合意した。また、EU側が今後米国産大豆や液化天然ガス(LNG)などの輸入を拡大する方針を示した。
2018/07/27